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多世代の福祉ニーズに応える ふくしの生協
2018-11-30

街歩き

 数年前から健康のためにウォーキングをしていますが、同じコースを歩いていると飽きてきます。歩きながら目に入ってくる景色も季節ごとの変化がありますが、すれ違う人も同じ顔ぶれで、「歩こう」という意欲がだんだんと薄らいでくるものです。そこで新しい場所でウォーキングすることを始めました。
 タモリこと森田一義さんが研究者のゲストと街歩きをする「ぶらタモリ」というテレビ番組がありますが、同じように歩いてみると東京の真ん中にも謎が多く、突然トンネルが現れたり、行き止まりの道の先に階段が現れたりと「歩こう」という意欲が高まってきます。健康のために始めたウォーキングがいつの間にか、不思議なモノを探す街歩きに変わってしまいました。
 街歩きを続けていると不思議なモノに出会えそうな予感が働いてきます。何も収穫のない時もありますが、それは不思議なモノを見落としているということなのだと考えるようにしています。歩いたコースを思い出して地図上に描いてみると、道の曲がり方や等高線の間隔など視点を変えて眺めることができます。コースを少しづつ変えながら同じ場所を何回か歩くと、今まで見過ごしていたモノが見えてきます。
 高齢協本部のある大塚駅周辺も、歩いてみると不思議なモノに出会うことができます。調べてみると大塚駅は明治36年の開業で、すでに100年以上の歴史があります。高架橋の両側には美しいレンガが積まれ山手線が道路を跨いでいます。その隣を都電がのんびりと走っています。明治初期の地図を見るとまだ鉄道は敷設されてなく、このあたり一帯は畑だったようです。大正から昭和にかけて発展し、大塚にはデパートもあり東京でも屈指の繁華街だったようです。今でも美味しい名店が並んでいます。一番驚かされたのは地名です。大塚駅周辺の地名は昭和40年代半ばに住居表示の変更が行われるまで「巣鴨」だったということです。その名残りかどうかはわかりませんが、大塚駅のすぐそばに巣鴨警察署があります。
 街歩きの楽しみは、その街の宝物を発見する事です。自分で発見することでその場所に愛着も湧き、もっと歩いてみようという意欲が起こってきます。歩くことは健康増進につながります。みなさんも街歩きをしてみませんか。

私のお気に入り(本部 SY)

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