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多世代の福祉ニーズに応える ふくしの生協
2021-07-21

思いでの歌 その2

迷い道 (順弥@町田)
 心に残る思い出のうた、と言われて色々ありそうだと思っていましたが、いざ、こうして原稿に書き始めてみると思い当たるうたが見つかりません。その中で、頭を捻って思い出されるのは「迷い道」です。私が小学生の頃、我が家にはレコードプレーヤーがありました。
再生の回転速度が33と45と二種類あって、それをわざと本来の速度とずらした設定でレコードをかけると、2倍速やスロー再生できて子供には良いおもちゃである、あのレコードプレーヤーです。何枚かのレコードと一緒にあったのが「迷い道」でした。歌っているのはなんとか真知子(苗字を忘れました)。題名の通り「一つ曲がり角?一つ間違えて、迷い道ク~ネクネ~♪」という歌詞が強烈で、あれから数十年経った今でも覚えている、未だに道に迷っているわたしの心に残る思い出のうた、です(笑)

海その愛 (陽子@信濃町)
父の影響で小さい時から音楽に親しんできました。歌も好きなので想い出の歌はたくさんあります。その中でも異彩を放ち大きく私の心に残る歌があります。加山雄三の「海その愛」です。
小学六年生の臨海学校の時、いつもギターやアコーディオンで生伴奏を付けてくれた山田先生が浜辺で歌おうと選んでくれた歌です。当時の私達にはなかなか渋い選曲です。ジャニーズの歌にして下さいとお願いしたのですが聞き入れて貰えず…諦めて練習に励みました。臨海学校二日目の夕刻。浜辺でキャンプファイヤーが始まりました。山田先生のギターの合図で海に身体を向け「海その愛」を歌いました。
あれから〇十年…。この歌を聞くと当時の事が懐かしく思い出されます。今でも同級生達とはよく会うのですが、全員がこの歌を歌えるという共通点が私達にとって何とも嬉しいのです。コロナが終息して同級生に会えるようになったら久しぶりに皆で歌ってみたいです。

若者たち (則幸@上落合)
 学生運動のころの「若者たち」が浮かぶ。森川時久監督の映画『若者たち』のためにつくられた楽曲らしい。ザ・ブロードサイド・フォーというフォークの人たちが唄っていた。
 わしは東京に行き、大学を観てまわっていたのだ。バリケードがつくられ、中には入れないほどの様相だった。あの頃の鬱積した気持ちが忘れられない。近年、「若者たち」は森山直太朗によってカバーされた。わしも唄う。直太朗バージョンでだ。老いてバカ者になり果てた自分自身に聴かせるのだ。
「君の行く道は果てしなく遠い だのになぜ 歯を食いしばり君は行くのか そんなにしてまで」(詞/藤田敏雄 曲/佐藤勝)…と。    

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