秋の生協強化

生活協同組合では毎年秋に期間を設けて生協強化月間として、組合員を増やす活動、増資の運動を行っています。昨年の出資金一口金額の変更から東京高齢協の入会者は各段に増加しました。今年度は特に長期的な計画を作り組織強化を図ります。

最初に取り組みの意義を再確認しましょう。高齢社会が進む中、高齢者を取り巻く状況は決して安心できるものとはいえません。人口構造の変化に国の政策が追いついておらず地域では様々な問題が生じています。

①団塊世代の高齢化が進み「重度化・認知症の増加」が見られます。

②一人暮らしや夫婦のみの高齢者世帯が増えています。

③リタイア後の長い余生の中で高齢者の役割つくりが求められています。

④家族や地域を離れ病院や介護施設を転々とする高齢者が増加しています。

このような困難や課題を乗り越えていくためには、組合員が結集し私たちの高齢協を一層強くしていかねばなりません。

組合では事業と組織活動が両輪として働くことが大切です。東京を含め多くの高齢協は介護保険中心の事業を進めてきました。事業を起こす原資は原則として組合員の出資金で調達します。草創期には地域の働く組合員が文字通りお金を寄せ合って、事業所を建ててきました。

設立から15年、新規の組合員はほとんどが職員であり、職場として高齢協を選んだ人たちです。それぞれの事業所や現場においては生活協同組合への理解が一様ではありません。しかし、私たちは職場の一員になった時から、自らの組合を誇りとし、より良い高齢協つくりへの役割を果たさなければなりません。

今回の組織強化は働く組合員の意識つくりから始めます。現在、高齢協の創立の理念を学習し組合の仕組みや現況を理解する手引きを作成しています。全国の連合会で1年間議論したものをベースにしました。各機関会議での意見も集約し10月から配布予定です。

強化月間は、少し時期外れですが12月から開始します。最初のイベントは総代会。拡大のツールとなるパンフレットやチラシも新たなものを用意します。

期間中の目標は500人の新規加入です。また、増資にも取り組みます。安定した事業運営のためには、出資金が長期的に安定した資金として必要です。それも、少数の高額出資者に支えられるものではなく、組合員一人ひとりがなるべく平等に資金を出し合うことが大切です。

生協強化月間にご協力ください。