体操「ああ、本当に私はこの瞬間が自分にとっての喜びだなあ・・・」そう感じた。12月2日の日曜日、大きな拍手の中、大成功で館まつりが終了し安心した瞬間だった。
職員の「利用者さん達に発表の場所を作ろう!」という一言から始まったこの企画は、どうしたら楽しいものにと頭を抱え試行錯誤しながらの準備であった。発表にはどのくらいの方達が参加してくれるかな?どうしたら楽しいかな?どうしたらどうしたらと。結果、そんな心配が吹き飛ぶほどのたくさんの方達の出演があった。それも、思っていた以上の温かな気持ちを抱いて。

「みんなが知っている“ふるさと”を歌うことにしたよ。会場全体で歌えるように大きな歌詞ボードを作りたい!」男性だけで構成している団体からは、「歌だけじゃなくマジックも練習しているよ!きっと盛り上がるよね!」と楽しそうに考えている様子だった。大げさかもしれないが、全てみんながみんなのために動いている。そんな感じだった。
本番は、警察による交通安全の話から始まり、民謡、舞踊、合唱、落語、マジックショー、地域のレクリエーション団体の津軽三味線ライブ、大道芸と地域の力がギュッと詰まった良いものとなった。全体でのふるさとの合唱は大成功。涙を流している方もいた。歌い手の愛のこもった大きな歌声は深くこころに響いたことだろう。気持ちがひとつになり、あっという間の時間だった。
大道芸私は、人のこころが動いた瞬間が見えたときにハッとする。喜んでもらおうとキラキラした瞳の人、感動して涙する人、息を呑むほど圧倒的な踊りを見たときの表情、そして笑顔。喜ぶ顔が大好きだ。そして、一生懸命な職員達も。それがとても感じられた1日だった。
ハッとするこころの場所で沢山の人の愛を感じて充実感に繋がる。それが楽しいことだと感じ、頑張れる力となりこれからの私の方向を指す。

(山吹町地域交流館 館長)