私の最近の読書は偏っている。歴史書ばかりである。幸い通勤に利用する最寄駅である都営地下鉄大江戸線「練馬春日町」の真上が練馬区立春日町図書館なので、沢山ある歴史書をパラパラ捲って、興味のある時代や地域を選び出すことができる。恐らく死ぬまで歴史蔵書の十分の一も読めないだろう。

半年前から山川出版社「世界各国史」の通読を始めた。各地域や各国の古代から現代に至る通史である。現在は「ギリシャ史」に差し掛かっている。

読むのは地図を見ながらである。その地図も時代ごとの地図だったり、標高や地形が分かるものを見るのだ。すると自分が記載されているその時代のその場所に居る感覚になるので楽しくてしかたない。

通勤電車の行き帰りにも読んでいる。どの巻も表紙の装丁が同じなので、朝一緒になる乗客からは、いつも同じ本を読んでる変な人に思われているだろう。

花村 芳郎