春おもう 七〇過ぎのさくらふぶきかな
林道子

うば桜 意味はステキな おばさんよ
初恋の さくらはいまは 友の妻
ハマ川

満開の 乾通りや 江戸の町
散る桜 我が身を重ね いとおしむ
野田

私にも なんとかしてよ 忖度を
口開けて 桜見上げる しわ饅頭
まさえ

人生も 桜も散り際 いとおしい
ロボットと 忖度なしに 花見したい
かわらなでしこ

おだやかに サクラの香りめぐり来て たりないものは何もなかりし
集う友 石神井の森うららかに 散るも美わし花ざしきなり
アイコ

ありがとう大きな声で叫びたい 病癒えての桜木の下
ますもりのり