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多世代の福祉ニーズに応える ふくしの生協
2020-03-17

本と映画と音楽と

 私の人生において切っても切り離せないのが音楽である。そして、音楽を語る上で切っても切り離せないのが本と映画である。
 ジャンルを問わず音楽は何でも好きだ。ただし、深く音楽を知っている訳ではない。あくまでも雰囲気で捉えている。何故雰囲気なのかというと、特定の「誰か」ではなく本や映画に影響を受けるからだ。
  私が好きな作家の小説にはよく音楽が登場する。実在するアーティストの場合は曲を探しダウンロードして繰り返し聴く。そうすることで小説の背景がより鮮明になるのだ。実在しないアーティストは、映画化によって存在させてしまうことがある。そんな時はサントラを購入して繰り返し聴き、改めて小説を読むと音楽の重要性が際立つ。
 存在してしまったことで他の曲も聴いてみたくなるが、劇中の一曲しかないのが残念だ。また別の小説で全く架空のアーティストが登場した時には、あまりのリアリティに現実にいるのでは?とネットで調べた程だ。もちろん架空でしかなく、想像の中でこそ際立つ音楽である。読んでいると音が鳴っている気がするから不思議だ。
  本とは違い映画から影響を受ける場合はこんな感じだ。映画の主人公が崇拝するアーティストに私も惹かれることがある。期待は裏切られない。映画の中で一部しか聴けなかった曲をフルで聴くことで主人公の中に少しだけ入り込める気がする。また公開からだいぶ経ってから観た映画は主題歌に惹かれた。その当時無名の新人が抜擢されていた。他の曲も聴いてみたかったが世に出ている曲が少ないうえに、現在は活動していない。またある映画で唄われていた童謡は心地よく耳に馴染んだ。劇中の音源は手に入らなかったが、近い歌声の音源を時々聴いては癒されている。日本の童謡の素晴らしさを再確認させてくれる一曲だ。
本や映画から音楽にハマるのとは逆の場合もある。特に本を読む時は音楽がもれなくついてくる。本に合いそうなプレイリストを作りそれを聴きながら読む。あくまでBGMのため意識して聴いているわけではないが、後日曲だけを聴くと本の情景が思い出される。
 趣味としては本も映画も好きだが最終的には音楽にたどり着く。
  最後に声を大にしてもう一度言いたい。音楽が好きなだけでマニアのように詳しい訳ではなく、あくまで私の人生において音楽は雰囲気である。きっと真の音楽好きには鼻で笑われてしまうだろう。


私のお気に入り (中落合地域交流館 TA)

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