Home › 日々随想 › それぞれの香り 2015-03-15 それぞれの香り 春が来たなと感じる時はいつだろうか。わたしは、沈丁花の香りが漂ってきた時。いつでも思い出すのは雪が融けだした3学期の終業式。香りや匂いがそれにまつわる記憶を呼び覚ますことは、嗅覚と脳の研究でかなり解明されているという。 記憶のフラッシュバック。梅雨のくちなし、秋の金木犀。そして思い出すのは幼い自分と田舎の風景。人はそれぞれの香りに思い出を持っているという。思い出せるのは人それぞれでもあるが。 日々随想 No.153 関連記事 東京五輪 名月 新しい風 戦争の足音 この月の月 自筆 ムーンダスト