toggle
多世代の福祉ニーズに応える ふくしの生協
2013-07-15

半夏生

 毎年のことだが梅雨に入るとジメジメして気持ちまで湿りがちになる。
 しかし、農家の人たちにとってこの雨はとても大事だということはあえて言うまでもない。その季節の中で7月2日は半夏生/タコの日だということを知り、「半夏生」という情緒ある美しい日本語と「タコ」というひょうきんなイメージのものの繋がりが面白いと思った。
 田植えを無事に終えた農家では、この日の天候で稲作の豊凶を占ったり、田の神を祭ったりする。関西地方では田に植えた稲の苗がタコの吸盤のように大地にしっかりと根付き豊作になるようにとの願いからタコを食べるようになったそうだ。東京で生まれ育った私には「豆まきの日に太巻きを食べる」以来の新鮮な話だ。さっそく土用の鰻の日に先だって夏バテ防止にタコを食べようと思う。もちろん冷たいビールとともに。

日々随想 No.143

関連記事