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多世代の福祉ニーズに応える ふくしの生協
2013-09-15

顔の見えないコミュニケーション

 随分前に読んだ本のことを思い出した。学生達が売店で書き込む「ひとことカード」にひとつひとつ答える大学生協のお兄さんの話。ふざけているとしか思えない書き込みや、回答しづらいものなどに嫌味なく大真面目に答えている様子がとても微笑ましく、読んでいるうちに優しい気持ちになったことを覚えている。
 先日、内容がよく分からない電話の相手に私はイライラし、上司にバトンタッチをお願いした。次の瞬間、やわらかな声で親切な対応をする上司。それとは逆の自分の不出来さに恥ずかしい気持ちでいっぱいになった。売店のお兄さんと上司に共通する「真剣さ」に気づかされた。そして仕事に慣れた緩みから初心を忘れた自分が情けなかった。
 電話対応やメール送信にはお互いの顔が見えない分、真面目に、真剣に、取り組んでいかなければと改めて思った。

日々随想 No.144

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